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「今まで何やっとてん?」小泉進次郎氏、初当選から15年で「議員立法ゼロ」の衝撃「民間企業なら、閑職へ」
「『議員立法』とは、国会議員が立案して提出した法案のことです。立法府である国会で、議員が法律を作るのは当たり前のことですが、わが国では内閣が法案を作る『内閣立法』が中心となってきました。
しかし、最近は複雑で多様な社会を反映して、『議員立法』の重要性が増大しています。言い換えれば、議員立法をどれだけ提出・成立させたかが、国会議員としての仕事を示すバロメーターといえるでしょう。ちなみに、田中角栄元首相は衆議院議員在職中の39年間で54本の議員立法を提出、うち33本を成立させています」(政治担当記者)では、総裁選各候補はどれだけ議員立法を提出しているのか。国会図書館のサイト「日本法令索引」で調べてみると、議員立法提出数トップは林芳正氏の16本だった。
「現在、内閣官房長官を務めており、岸田総理の “右腕” です。総裁選では票数が伸び悩んでいますが、防衛大臣、農水大臣、外務大臣などを歴任したこともあり、『国家公務員の不正』『テロ対策』『児童ポルノ』など、さまざまな議員立法を提出しています」(政治担当記者、以下同)2位は加藤勝信氏の12本、3位は高市早苗氏の10本だ。「総裁選では票集めが難航している加藤氏ですが、旧大蔵省出身で経済や社会保障に詳しい政策通です。厚生労働大臣を務めたこともあり、やはり『肝炎対策』『障害者虐待』『年金』などの議員立法が多いですね。高市氏は、政調会長や複数の閣僚経験で培った政策実行力が武器です。『災害対策』『森林法』『児童ポルノ』などの法案を提出しています。会見では、『選択的夫婦別姓』について過去に法案を試作しており、総理になったあかつきには国会に提出する意向を明かしています」
4位は、石破茂氏で7本。5位は、河野太郎氏の6本。
「小泉進次郎氏と総裁候補ナンバー1を争っている石破氏が、政策能力や安定感では進次郎氏を圧倒しています。総裁選に5期連続で出ているだけあり、実績は折り紙つき。『北朝鮮』や『自衛隊』がらみの法案を提出しています。対する河野氏は、勉強熱心で改革意欲は強いものの、コロナ禍でのワクチン対応やマイナンバー問題で人気を落としました。ちなみに議員立法は『臓器移植』や『特定船舶の入港禁止』など、意外なものもありました」(同)
6位は同率で上川陽子氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏が3本ずつだった。
「上川氏は現職の外務大臣ですが、思ったより議員立法は少ないですね。コバホークこと小林氏は、岸田内閣では経済安保相を務め、着実に実績を残しています。在職数が短いのが議員立法が少ない理由でしょう。茂木氏は、議員としての活動より、幹事長など党務に専念していたということでしょうか」そして、提出数ゼロだったのが、小泉進次郎氏だ。
「進次郎氏は “予想どおり” の結果でしたね。衆院議員在職中の15年間、議員立法は1本もありません。質問主意書も、初期に数本あるだけです。FLASHの調査で、総裁選の10分間(600秒)の演説でなんとカンペを200回以上も見たことがわかっています。これはつまり3秒に1回というわけで、これも経験不足ゆえ、カンペに頼らざるをえないということでしょう」
「今まで何やっとてん?」小泉進次郎氏、初当選から15年で「議員立法ゼロ」の衝撃「民間企業なら、閑職へ」(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース...
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