国民民主、選択的夫婦別姓に党内温度差 「隠れ左派」が躍動、保守離れの懸念も
国民民主党の玉木雄一郎代表(中央右)へ選択的夫婦別姓制度導入を求める要請書を手渡す連合の芳野友子会長(同左)=24日午前、国会内(春名中撮影)
選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、国民民主党内の温度差が表面化した。玉木雄一郎代表ら党幹部は早期導入に慎重だが、推進派が責任者を務める党男女共同参画推進本部は婚姻時に別姓を選べる案を軸に党内の意見を集約する方針を確認した。国民民主は憲法改正や現実的な外交・安全保障政策などで保守層からも支持を集めてきたが、党内の「隠れ左派」を野放しにすれば、夏の参院選前に保守離れを招くのは必至だ。
「わが党と立憲民主党で賛成しても衆院法務委員会で過半数を占めることはできない」。玉木氏は24日、国民民主に制度の早期導入を要請するため面会に訪れた連合の芳野友子会長に対し、立民が提出する制度導入の民法改正案を同委で可決するのは困難と伝えた。
国民民主は先の衆院選で制度導入を公約に掲げた。だが、今年に入ると、玉木氏は慎重姿勢に変わり、4月8日には、保守層も受け入れやすい婚姻前の旧姓に法的効力を付与する案に言及した。これまで自民党を支持していた保守層が国民民主に流れているためだ。
保守色を強めようとするが、民主党の系譜にある国民民主にはリベラル系議員も少なくない。その代表格が推進本部長の円より子衆院議員で、23日の記者会見では早期導入を目指すと張り切った。円氏は「衆院選で国民民主の仲間は選択的夫婦別姓を掲げて戦った」と周囲に語り、リベラル系からは30日にも衆院に提出される立民案に賛同しようとの意見も急浮上する。
党内の「隠れ左派」の躍動にいち早く、敏感に反応したのが玉木氏だった。党関係者によると、玉木氏は推進本部の会合が開かれた23日中に円氏らがまとめた案を取り寄せ、自ら修正したという。
最終的な結論は党執行部に委ねられている。国民民主は玉木氏、榛葉賀津也幹事長が強力な決裁権を握るからだ。榛葉氏は周囲に「政治的に決める」と自らが左派の防波堤になると宣言した。だが、国民民主に息づく左派のDNAが暴れ出した場合、これまで築いてきた保守のイメージが一気に崩壊し、蟻の一穴になりかねない。(永原慎吾)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c99d09cdbe6a14ef5728845754501abfbf3e97f1
どっからどう見ても左派政党ですが
そして分裂したらいいじゃない
連合を切れ!
そうすれば保守が支持するだろう!
さて
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