<NHK>「ホームタウン」認定 誤解に基づく情報SNSで広がる 木更津市、問い合わせの電話が鳴りやまず
先週、横浜市で開かれたTICAD=アフリカ開発会議にあわせ、JICA=国際協力機構が交流を後押ししようと、4つの自治体を「ホームタウン」に認定したことに関連して、SNSでは「移民を定住させる制度だ」とか「ふるさとが明け渡される」などと、誤解に基づいた情報が広がっています。自治体には抗議のメールや電話が相次ぎ、SNSで伝えられている事実はないとする見解をウェブサイトに掲載するなどのます。
JICA「内容の訂正 速やかに行うよう申し入れしている」
今回のTICAD=アフリカ開発会議にあわせてJICA=国際協力機構は国内の4つの自治体をアフリカ各国の「ホームタウン」に認定しました。
これは、経済発展が見込まれるアフリカと日本をつなぐ人材の育成などを目指した取り組みのひとつで、東京オリンピック・パラリンピックの際のホストタウンなど、各国と関係が深い自治体が選ばれています。
JICAによりますと、あくまで研修や視察などを通じた交流を後押しする取り組みで、移民の受け入れを促進するものや特別なビザが発給されるものではないということです。
JICAは「現地の報道などには事実に反する内容や誤解を招く表現が含まれている。内容の訂正を速やかに行うよう申し入れを進めている」としています。
外務省「JICAに事実関係しっかり説明するよう求めている」
千葉 木更津 問い合わせの電話が鳴りやまず
千葉県木更津市にも不安や抗議を訴えるメールや電話が相次ぎ、職員が対応に追われています。
木更津市は4年前の東京オリンピックでナイジェリアの選手が事前合宿を行ったのをきっかけに今回、アフリカ開発会議にあわせて交流を後押ししようと、ナイジェリアのホームタウンの認定を受けました。
しかし、この週末、SNSで誤解に基づいた情報が広がり、市のウェブサイトには「移民が大量に来るのでは」とか「なぜ移民を受け入れるのか」などといった問い合わせが25日朝の時点で500件以上、寄せられたということです。
また、市役所では同じような問い合わせの電話が鳴りやまず、職員が終日、対応に追われていました。
全文は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250825/k10014902871000.html
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「電話が鳴りやまない」 アフリカ・ホームタウン認定で千葉・木更津市が対応に追われるhttps://t.co/onfqCLx3wE
市のホームページで一部のSNSで投稿されている「移民の受け入れではないか」との懸念を否定する渡辺芳邦市長のコメントを出したものの、焼け石に水。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 25, 2025
BBC報道が間違いですか⁉️NHKニュースが間違いですか⁉️ https://t.co/gm0lAra5cm
— ゆーあんげりおん🍊 (@AwUb9Fas1i9qOEr) August 25, 2025
外務省は一切のビザ条件の緩和をしないことを明確にするべき。
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