カブール空港周辺で自爆テロ　米兵12人、アフガニスタン人60人が死亡　ＩＳが犯行声明

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カブール空港周辺で自爆テロ　米兵12人死亡(2021年8月27日)

アフガニスタンのカブール空港周辺で立て続けに2回爆発が起き、アフガニスタン人60人、アメリカ軍の兵士12人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。

　26日、アフガニスタンのカブール空港のゲート付近と空港近くにあるホテルの周辺で立て続けに2回爆発が起きました。

　AP通信は現地当局の話として、少なくとも60人のアフガニスタン人が死亡し、143人がけがをしたと伝えています。

　また、アメリカ国防総省は警備にあたっていたアメリカ兵12人が死亡し、15人以上が負傷したと発表しました。

　外務省関係者によりますと、アフガニスタンに残っている日本人や現地に派遣されている外務省と防衛省の職員、自衛官らにけがなどの被害情報は入っていないということです。

　日本時間27日午前5時ごろ、さらに大きな爆発があったとの報道も出ています。

　詳細はまだ分かっていません。

　過激派組織「イスラム国」の分派組織が関連サイトで空港近くの爆発に関与したと声明を発表しました。

　戦闘員が空港の入り口で作業していたアメリカ軍に近付き、自爆ベルトを爆発させたとしています。

　一方、タリバンの報道官はツイッター上で、「アメリカ軍が治安を担当している地域で民間人が巻き込まれる爆発が起きたことを強く非難する」とコメントしています。
[テレ朝ｎｅｗｓ]