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「これまでの『限韓令』とは違う次元の圧迫が始まるのではないだろうか」
7日、韓国のある大型芸能企画事務所の関係者は心配そうにこう話した。最近中国当局が芸能界に対して大々的な捜査政局を作りながらK-POPまで狙うようになると、韓国芸能企画事務所はその「火の粉」がどこまで及ぶのかを考えて悩みが深くなっている。
最近、中国の雰囲気が尋常ではない。最初は自国芸能人の脱税や高額出演料、二重国籍などに対する取締り程度に思っていたが、次第にその範囲がK-POPまで拡大している。
5日、中国ソーシャルメディアの微博で韓国ボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバーJIMINの中国ファンがお金を集めて彼の写真でラッピングしたチェジュ航空の飛行機を飛ばそうとしたが、フォロワー116万人に達するファンアカウントは60日間の停止処分を食らった。微博側は「社会公約に違反したので一時的に活動が中断された」と明らかにした。続いてBTSのRM・J-HOPE・JIN、BLACKPINK(ブラックピンク)のリサ・ロゼ、IU、EXO(エクソ)、少女時代のテヨンらのファンアカウントが次々と30日間の停止処分措置が取られた。
これに先立ち今月3日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は中国当局が「娘炮などの歪んだ美的基準を断固根絶する」という方針を打ち出したと伝えた。「娘炮」とは姿や行動が女っぽい男性を意味する。
それだけでなくアイドルのサバイバルオーディション番組やファンがスターのために募金をするなどのファンダム文化もすべて禁止した。あわせてこのような文化の根源にK-POPなど韓流があると認識している。
2016年THAAD(高高度ミサイル防衛システム)配備後、長期間にわたって持続した「限韓令」の手綱を一層固く握ろうとしているといえる。では中国のこのような圧迫はいつまで続くだろうか。専門家は「本当の意味での『限韓令』はこれから」と口をそろえた。
『現代重国の帝国夢』を執筆した西江(ソガン)大学史学科のチョン・インガプ教授は「現在の中国の動きを見ると単発性のイベントではなく、過度に肥大化した民間領域に対する統制強化を決意して乗り出した」としながら「このような規制は民間領域が自分たちが思う方向に管理できるようになるまで長期間続く可能性が高い」と予想した。
あわせて清国乾隆帝時の状況を例にあげた。チョン教授は「清国の時に主要一族が隆盛して勢力が大きくなると乾隆帝は中央権力に脅威になると判断し、一族の内部規律まで中央政府が干渉するようになった」と話した。チョン教授は「これは何も習近平体制だけではない。社会を発展させるために一定部分は民間に自律を与えながらも、地方や民間領域が過度に発達すれば一つの中国を維持するためにこれを押さえ込む運営方式が中国の歴史で繰り返されてきた」と付け加えた。
続きはソースで
https://japanese.joins.com/JArticle/282762?servcode=A00§code=A30
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