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朝日新聞が旧統一教会側と「接点」
政治と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」側との関係を鋭く批判している朝日新聞にも、旧統一教会側との接点が確認された。朝日新聞記事データベースの検索で明らかになった。
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大槌町で江戸時代から続く大神楽が、鎌倉市で行われる「岩手郷土芸能祭」で披露されるとの記事が、朝日新聞神奈川県版(2015年11月17日)に掲載され、岩手県版にも11月20日に転載されている。さらに、岩手県版12月25日には芸能祭のチケット代が大神楽保存会の資金となったとの「事後報告」がある。
三つの記事には、「岩手郷土芸能祭」の開催に「ピースロード鎌倉」が協力したと書かれている。
ピースロードは旧統一教会の関連団体であって、ピースロードのイベントに祝電を贈った政治家は、このところ朝日新聞に厳しく批判されている。
「岩手郷土芸能祭」は数年連続して開催され、「お知らせ」が2017年11月24日に掲載されている。
遡れば、憲法改正反対を訴える「ピースロードサイクリング!」が大阪から京都まで走るという記事が2007年5月3日に出ているし、大やけどを負ったモンゴルの子供の手術費用を集める民族音楽のコンサートが、ピースロード鎌倉によって開催されるという記事もある(2007年10月12日)。その他にもピースロード関連の記事がある。
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というわけで、朝日新聞もピースロードを「宣伝」しているが、批判するつもりはない。大槌町の大神楽が鎌倉で紹介され、復興の力になるのはよいことだからだ。
様々な団体が様々なイベントを実施しているが、イベントを記事にする都度、旧統一教会が関係しているか確認するというのは現実的な対応なのだろうか。
それは政治家も同様。一つひとつについて旧統一教会が関係しているかを確認してから祝電を贈るようになど、できるはずもない。「旧統一教会が関係していますか」といった質問をしたら、怒り出す支援者も出るに違いない。
政治家は注意深く行動すべきだが、朝日新聞もできなかったように、慎重にといっても限界はある。霊感商法の片棒を担いだならともかく、小さな関係までをいちいち批判し、正義ぶるのは大人げない。
【訂正】朝日新聞が旧統一教会側と「接点」政治と「世界平和統一家庭連…
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