毎日新聞･伊藤智永「安倍氏を靖国神社に合祀しようという声が出てこないとも限らない｣＝ネットの反応「靖国神社を全く理解してなくてワロタ」「こんに新聞をカネ出してまで読んでるアレな人たちがいるんだぜ？驚きだろ？ww」

※まずはブログランキングにクリックのご支援何卒宜しくお願いします
↓　↓　↓
　

安倍晋三氏の国葬に反対が多いのは、新型コロナウイルス感染症も影響しているに違いない。もう2年以上、人々は感染防止を理由に死に目に会えず、遺体とも対面できないなど非情な別れを強いられてきた。今や名士でも家族葬が標準だが、そこに胸のつかえを抱える人も少なくない。
ましてコロナ対策に行き詰まり政権を投げ出した安倍氏である。
死に方が気の毒だったからと税金で派手な葬儀を行うことに対し、功績の評価がどうあれ、釈然としないのも無理からぬ心情というものだ。コロナ、物価高、旧統一教会（世界平和統一家庭連合）。どの問題へも対応の鈍い岸田文雄首相が、国葬は即決したあべこべさも腹立たしい。とはいえ、国葬反対が他の不満のはけ口になっているという解釈も恐らく違う。
戦後長い間なじみのない異例な儀式をどさくさ紛れに持ち出され、「ん、ちょっと待てよ」と国民がためらうのは、民主主義の感度として健全かつ頼もしい。

形式はどうあれ、各人の考えと態度で葬送すればいい。それが新たな分断と対立を生まないよう願う。
国葬で済めばまだしも、国政選挙の最中、凶弾に倒れた死は「国家に殉じた散華」だとして、この先、安倍氏を靖国神社に合祀しようという声が出てこないとも限らない。厚生労働省が黙って名簿を送れば、閣議決定などの面倒も不要である。安倍氏を熱狂的に信奉する「岩盤保守層」から、乃木希典や東郷平八郎のように神として祭るのがふさわしいと唱える運動だって起きても驚かない。安倍神社ができたらお参りする人は少なくなかろう。
こちらは誰の許可も要らない。信教の自由で建立できる。

時の在りか：石橋湛山は国葬に反対した＝伊藤智永 | 毎日新聞
...
mainichi.jp