偽造在留カードを提供した疑いで元技能実習生のベトナム人の男を逮捕　組織的犯行も視野　＝ネットの反応「技能実習生という奴隷制度を絶対に許さない！」

偽造在留カードを提供か　組織的犯行も視野に　ベトナム人の男を逮捕

2022年11月11日(金)

新潟県警は偽装した在留カードを提供したなどの疑いで元技能実習生のベトナム人の男を逮捕しました。

逮捕されたのはベトナム人の茨城県鉾田市に住む農業手伝いのアルバイトの37歳の男です。警察によりますと、男は氏名不詳者と共謀し去年10月下旬、偽造された在留カード2枚を新潟県聖籠町に住んでいたベトナム人男性に提供し、偽造在留カード2枚の代金として現金およそ1万円を振込で入金させた疑いが持たれています。

警察によりますと、去年10月に別のベトナム人2人を不法に滞在していたとして検挙した事件から男が浮上。このベトナム人2人に対し偽造カードを提供したということで捜査が始まりました。警察は9月に男を不法に本国に残留していた疑いで現行犯逮捕し、その後の捜査で偽造した在留カードを提供した疑いなどで再逮捕しました。男は2017年に技能実習生として来日し、在留期限は2018年12月でしたが、在留期限の更新などを行っていなかったということです。

男は不法残留と偽造在留カードの提供について両方とも容疑を認めているということです。警察は組織的に偽造在留カードの提供が行われていた可能性もあるとみて、捜査を続けるということです。

また、男の知人でベトナム人の30歳の女も不法残留の疑いで男と同時に現行犯逮捕されていて、容疑を認めているということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/201546?display=1