韓国の出生率「0.78の衝撃」　ニッセイ基礎研究所の金明中（キム・ミョンジュン）主任研究員「日韓共同で課題解決を」　＝ネットの反応「？？？？」

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韓国の出生率、「0.78の衝撃」：日本よりも少子化が深刻になった訳

抜粋

日韓共同で課題解決を

ここまで日本とは異なる韓国の少子化の特徴について説明した。しかしながら、両国では①晩婚化や未婚化の進行②賃金などで男女差別の存在―といった少子化をもたらす原因に共通点も多い。また、両国とも子育て世帯を中心とする育児政策だけではなく、若者の就労対策や公的住宅の拡大などで結婚の経済的負担が減るような支援も強化する必要があるのではないだろうか。

日韓関係の改善をきっかけに、両国における最優先課題とも言える少子化対策に共同で対処するのはどうだろうか。両国の未来のために共に知恵を絞りたいものだ。

金明中KIM myong jung
労働政策研究・研修機構、日本経済研究センターを経て2008年からニッセイ基礎研究所主任研究員（ヘルスケアリサーチセンター、ジェロントロジー推進室兼任）。亜細亜大学特任准教授、日本女子大、横浜市大、慶應義塾大学などで非常勤講師を務める。商学博士（慶大）。近著に『韓国における社会政策のあり方』（旬報社）。

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https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00915/