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ひろゆき氏による「ユタ州立大学の調査では性被害者の22人に1人は挑発的な服装が被害の一因」というツイートが拡散しましたが、誤りです。 https://t.co/TeE9KCSIrI pic.twitter.com/20jHjujlKE
— 日本ファクトチェックセンター(JFC) (@fact_check_jp) August 30, 2023
※リンク先から抜粋
根拠としているユタ州立大の調査に関して、ひろゆき氏は質問サイトGoogle Answersへのリンクを付けている。リンク先のページでは「強姦事件において被害者の服装はどのように非難されるか」という質問に対し、回答者はユタ州立大の調査など複数の資料をリンクで提示している。
ユタ州立大学の調査へのリンクは無効になっていたが、当該サイトのアーカイブが残っていた。アーカイブを確認すると、以下の記述があった。
A Federal Commission on Crime of Violence Study found that only 4.4% of all reported rapes involved provocative behavior on the part of the victim. In murder cases 22% involved such behavior (as simple as a glance).
和訳すると「連邦暴力犯罪調査委員会の調査によると、報告されたレイプ事件のうち、被害者側に挑発的な行動があったのはわずか4.4%。殺人の場合、そのような行為(視線を送るような単純なもの)があったのは22%だ」。
ひろゆき氏はこの調査を根拠としつつ「性被害者の22人に1人(筆者注:約4.5%)は挑発的な服装が被害の一因」と主張していることになるが、原文はprovocative behavior(挑発的、刺激的な行動)であり、「服装」ではない。さらに、ユタ州立大学の調査には「逮捕された性加害者のほとんどは被害者の服装を覚えていない」との記述もあった。
つまり、「『服装と性犯罪の被害は絶対に関係がない』は嘘」というひろゆき氏の主張の根拠となる内容ではない。
文中の
>「逮捕された性加害者のほとんどは被害者の服装を覚えていない」との記述もあった。
は、事件を起こした後に「覚えていない」だけで、犯行時、その服装が犯行を誘引することになったこととはなんら関係ない。
ただ「覚えていない」だけである。
英語が読めない日本ファクトチェックセンター向けに日本語の資料だと、性犯罪者の5.2%が被害者を選定した理由として“被害者が挑発的な服装をしていた“を挙げました。
性被害と服装が無関係と言うのはデマです。
“ファクトチェックセンター“という名前でデマを流すのは悪質。https://t.co/O1lgSlo9Z5 https://t.co/DFxm09bBGc— ひろゆき (@hirox246) August 30, 2023
性被害の原因調査。
日本 ”被害者が挑発的な服装をしていた 5.2%”
アメリカ ”挑発的、刺激的な行動(服装含む)4.4%”
"性被害と服装は無関係"と主張するには、ゼロでなければならない。
"性被害と服装は無関係"デマを流す人は、性被害者を増やしたいの?頭が悪いの?https://t.co/gpxsQJ8Lvi— ひろゆき (@hirox246) August 30, 2023
加害者が一番悪いって話と自己防衛云々は別の話なのにね。
状況と治安を考慮して生活しようねってだけの話だと思うんだけどなぁ
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