政府、４月末が期限となっているガソリン補助金を延長する方向で調整 ⇒ 玉木雄一郎（国民民主党代表）「こんな小出しのやり方では中小企業の賃上げの後押しにはならないし非効率な予算配分が続く」「国民民主党はガソリン減税の法案を出す」

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政府は、４月末が期限となっているガソリン価格を抑制する補助金制度について、延長する方向で調整に入った。岸田首相が近く表明する。中東情勢の悪化による原油相場の上昇などを踏まえたものだ。

複数の政府・与党関係者が明らかにした。

政府は、エネルギー価格の高騰を受け、２０２２年１月から石油元売り会社に補助金の支給を始め、延長を繰り返してきた。延長は今回で７回目。

補助金により、現在、全国のレギュラーガソリンの平均価格は１リットルあたり１７５円程度で推移している。

資源エネルギー庁が２７日に発表したレギュラーガソリンの平均価格（２５日時点、１リットルあたり）は、前週よりも１０銭高い１７４円４０銭で、４週ぶりの値上がりとなった。補助金による抑制額は２１円６０銭だった。

読売新聞　2024/03/27 23:31
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240327-OYT1T50231/

予算の組み替えが求められる段階では5月以降の対応を明言せず、予算成立の目処がだった途端に予備費を使ったガソリン補助金の2ヶ月程度の延長発表。こんなやり方では中小企業の賃上げの後押しにはならないし非効率な予算配分が続く。国民民主党はガソリン減税の法案を出す。 https://t.co/knNLukW6aS

— 玉木雄一郎（国民民主党代表） (@tamakiyuichiro) March 27, 2024

中小企業の賃上げを実現するためには、
企業において商品やサービスの魅力を高め売り上げを高めることが必要だが、高すぎる電気代やガソリン代そして社会保険料を引き下げることも後押しになる。あわせて、適正な価格転嫁も不可欠だ。これらの政策を、「中小企業賃上げ応援10策」として提案していく。

— 玉木雄一郎（国民民主党代表） (@tamakiyuichiro) March 27, 2024