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脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員が従軍経験者
<別の脱北者グループは、北朝鮮兵に投降を呼びかける許可をウクライナ政府に申請中。「外国の地で無駄死にしないでほしい」>
ロシア軍に合流した北朝鮮部隊が戦闘の最前線に近づくなか、200人近い脱北者がロシアと戦うウクライナ軍に参加しようとしている。
「私たちは皆、退役軍人で、北朝鮮軍の文化と心理状態を誰よりもよく理解している」と、脱北者のアン・チャンイル(69歳)は10月28日付のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(香港)に語った。
同記事によれば、脱北者グループのメンバーは全員、数年の従軍経験を持っている。北朝鮮は国民に兵役を義務付けており、男性の場合、その期間は約10年に及ぶという。北朝鮮軍の総数は100万人をはるかに超える。
略
無駄死にを止める
欧米と韓国は、北朝鮮兵士がロシア軍部隊に加わることは、2022年2月24日に始まったウクライナ戦争の拡大につながると非難している。捕虜として投降を希望するロシア軍兵士のためにウクライナ政府が設置しているホットラインは先日、北朝鮮軍兵士に対して「外国の地で無意味に死なないでほしい」と訴えた。
脱北者団体「北韓同胞を直接助ける運動」のイ・ミンボク代表も同じ気持ちだ。この団体は北朝鮮兵士の救出に協力する許可をウクライナ政府に求めている。
脱北者はきっと役に立てると、前出の脱北者アンは語った。「私たちは心理戦の戦闘員として、拡声器による放送、ビラの配布、通訳など、必要であればどこへでも行く用意がある」
ニューズウイーク
https://news.yahoo.co.jp/articles/a47192e8d8826d190b7d785f154a8d559a6c6b24
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