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「日本との公正な貿易協定締結の可能性は低い」とドナルド・トランプ米大統領は述べた。この発言は、G7サミットの傍らでトランプ大統領と石破首相が会談した後に行われた。日本は7月9日までに米国と合意に達しなければ、相互関税が発動される。
"Chance of a fair trade deal with Japan is tough," says US President Donald Trump. The remarks come after Trump & Japan's Ishiba meet on the sidelines of G7 meeting. Japan has until July 9 to strike a deal with the USA before reciprocal tariffs kick-in. #WATCH #donaldtrump… pic.twitter.com/Qgpupi4PNm
— CNBC-TV18 (@CNBCTV18News) June 17, 2025
ロイター
石破首相、米中貿易協定と政治的将来に疑問符が付く中G7を離脱
カナナスキス(カナダ)、6月18日(ロイター) - 日本の石破茂首相がドナルド・トランプ米大統領に自国の経済と自身の政治的将来を危険にさらす関税を緩和するよう働きかけたが、今週は失敗に終わり、さらなる関税の導入が予定されている中、同盟国間の溝を浮き彫りにした。
事情に詳しい当局者2人によると、石破首相は、輸入車に課せられた25%の関税について日本の交渉担当者らが猶予を得るのに苦戦したことを受け、直接の働きかけで協議が軌道に戻ることを期待して、カナダで開催されたG7サミットに向かった。
石破氏とトランプ大統領がカナダのロッキー山脈の麓でラウンジチェアに座り、太陽が輝く中、月曜日の短い会談は、7月9日に予定されている24%のより広範な増税に備えている日本の産業界の暗い見通しにほとんど変化をもたらさなかった。
石破氏は来月の参院選を控えており、一部の政治アナリストは参院選で首相の失脚につながる可能性もあると指摘しているが、進展がないことで同氏の外交への信頼が損なわれる恐れがある。
「真剣な議論を通じて共通点を見出そうと粘り強く努力してきたにもかかわらず、昨日のトランプ大統領との会談で、我々の認識にはまだ相違があることが確認された」と石破氏はカナダ出発前の火曜日、記者団に語った。
トランプ大統領は先に大統領専用機エアフォースワン内で記者団に対し、「合意の可能性はある」と述べたものの、譲歩する気はないと明言した。「結局のところ、我々はただ、これを支払うことになると通知する手紙を送るだけだということを理解してもらわなければならない。そうでなければ、我々と取引する必要はない」とトランプ大統領は述べた。
略
石破政権は、公式にはトランプ大統領の自動車関税の全面免除を目指していると述べているが、水面下では交渉担当者らが関税を10%程度まで引き下げるようワシントンを説得しようとしていたと、問題の機密性を理由に匿名を条件に関係筋が明らかにした。
トランプ大統領が英国と結んだ貿易協定では、一定量の自動車に10%の低い関税を課すことで合意しており、これはある程度の雛形となっているが、日本は米国にとってはるかに大きな自動車輸出国である。
日本政府は自動車部門への減税と引き換えに、トランプ大統領を長らく悩ませてきた貿易赤字を是正するため、米国産ガソリンなどの購入を増やすことを約束していた。
しかし、石破首相がG7サミットに出席するためカナダのカナナスキスに到着する予定の数日前、ワシントンが譲歩する意思がないことが日本の交渉担当者には明らかになったと関係者の1人は語った。
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— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) June 18, 2025
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