日本保守党の百田氏が初登院、カメラマンからの「ちょっと左にずれてください」との要望に「私は左に寄るのが嫌いなんです」
産経ニュース
7月の参院選で初当選した日本保守党の百田尚樹代表は臨時国会が開会した1日、初登院した。1期6年の抱負について「この10年のかじ取りを間違ったら日本は確実に沈む。壊れるのをとにかく少しでも支えたい」と述べ、再生可能エネルギー政策、外国人政策の見直しや減税に取り組む決意を新たにした。
「豊かな経済力を」
経済産業委員会に所属するといい、「豊かな経済力がないと絶対に日本は強くなれない。30年前は東京の土地を外国人が買うなんてことは考えられなかった。日本の経済力が弱くなったので、日本の土地がどんどん買われている。とにかく経済を立て直すのが第一だと思っている」と語った。
石破茂首相(自民党総裁)の評価を問われると、「ゼロですね」と即答。「石破総理が就任して1年近くになるが、日本の国益に何か資することがあったかと考えると、むしろマイナスやと思っている」と語った。
北村晴男氏「暴言と思っていない」
記者団の要請で、同じく初当選した同党の北村晴男参院議員とツーショットを撮影されることに。北村氏を巡っては参院選後、石破首相についてX(旧ツイッター)に「醜い、奇妙な生き物」と投稿し、物議を醸した経緯がある。
百田氏は、北村氏と自身を「暴言コンビ」と称し、「まさか、最初に発言が炎上するのは私やと思っていたが…」と語ると、北村氏は「いやいや、暴言とも失言とも思っていないから」と反論した。
すると、百田氏も「私も思っていない。当然の言葉。『醜い』がだめなら『汚い』政治家もだめですからね」と北村氏に応じた。
2人はカメラマンから「こちらに目線をください」「ちょっと左にずれてください」とリクエストを受けていたが、百田氏は「私は左に寄るのが嫌いなんです」と返した。

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