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【11月19日付社説】北ミサイルは米全土射程の「ゲームチェンジャー」、韓国は安保構図激変への備えを
北朝鮮は18日、「火星17型」と推定される大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。最高高度6100キロ、飛行距離1000キロ、最高速度はマッハ22を記録した。これを正常の角度で発射すれば射程距離は1万5000キロに達し、米本土の全域に到達する。このミサイルは多弾頭搭載型として設計され、完成すればワシントンとニューヨークを同時に核兵器で攻撃できる。北朝鮮は今後このミサイルを太平洋に向けて通常の角度で発射し、実際に1万5000キロ飛ばして弾頭の再突入に向けた実験も行うだろう。ここまで成功すれば開発は完了する。
このミサイルは「ゲームチェンジャー」と評価されている。北朝鮮が米国の大都市を核兵器で攻撃できるようになれば、米国も韓半島政策を見直すしかないからだ。何よりも米国の核の傘に対する疑念が生じるだろう。自国民の多くが犠牲となる可能性があっても韓国のために核の傘を提供する米国大統領はいないと見るほうが現実的だ。北朝鮮が米本土を核攻撃するミサイルの開発に熱を上げる理由はこの点を狙ったものだ。北朝鮮も馬鹿ではない。
北朝鮮の核の疾走は誰も阻止できない。さまざまなミサイルを乱射する北朝鮮を糾弾し、阻止するはずの国連安保理による会議は何度も招集されてきたが、中国とロシアの反対で新たな制裁どころか非難声明さえ出せていない。これと同じような状況は今年だけで10回も繰り返された。中国とロシアが安保理の機能不全を引き起こし、北朝鮮の火星17型完成を支援した形だ。この構図は今後も変わらないとみるべきだろう。韓国と米国は今回も北朝鮮に対する制裁強化に言及しているが、これ以上追加する制裁もないのが今の状況だ。
韓国軍はこの日F35Aステルス戦闘機を飛ばし北朝鮮の移動式発射台を攻撃する訓練を初めて行った。しかし隠れた状態から突然発射される北朝鮮ミサイルを発射前に攻撃することは現実的ではない。核兵器を持つ相手に先制攻撃を行うこと自体が非現実的であり、米国もこれを止めるだろう。米国が掲げる「拡張抑止の強化」も根本的な対策ではなく、韓国をなだめるためと考えるのが現実に対する冷静な見方だ。問題を直視せず顔を背け、現実逃避を繰り返してきたわけだが、もはやそれさえできなくなる瞬間が近づいている。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
2022/11/19 08:30
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韓国の安保は終わっているぞ
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