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奈良教育大付属小の不適切授業、閉鎖環境で常態化
国立大学法人・奈良教育大付属小(奈良市)で16日、教育法令を無視した不適切な指導の実態が明らかになった。校長の権限が機能せず、一部の教員が実権をにぎる閉鎖的な環境が問題の根底にあったとみられる。先進的な授業研究を担い、全国の学校の模範となる役割が期待される国立校の不祥事は、開かれた教育現場の必要性を物語っている。
「人事が硬直した閉鎖的な環境が、一部の教員たちによる独善的な授業を許してきたのだろう」。学校関係者の1人は、今回の問題の背景をこう指摘する。
公立校では、教員は学校間を転任し、教育委員会で教育行政に携わりながらキャリアを重ねていくのが一般的なステップだ。国立校でも、地域の教委と交流を行い、校外から教員を受け入れているケースは少なくない。
しかし、関係者によると、同校では令和元年度以降、奈良県教委から校長や教員の派遣を受けるようになるまで、長期にわたり校外との人事交流はなかったという。
学校教育法では、学校運営の権限と責任は校長に集中し、教職員を監督して最終的な意思決定を行うことになっている。
しかし奈良教育大付属小では、外部から受け入れた校長によるガバナンス(組織統治)機能が形骸化しており、事実上の権限は生え抜きの一部の教員たちが担っていたという。学校関係者は「一部の教員には、文科省の指導や学習指導要領を軽視する雰囲気が蔓延(まんえん)していた」と証言する。
追加ソース
奈良教育大付属小学校で不適切な授業 未履修の授業は補てん
奈良教育大学と付属小学校は8つの教科と1つの学校での活動で国の学習指導要領に沿った授業が行われず、不適切な方法で授業が進められていたと発表しました。
不適切な授業は長年、行われていた可能性があり、学校は児童と卒業生に対して未履修の授業を補てんするとしています。
奈良教育大学は、付属小学校で国の学習指導要領に沿った授業が行われていない可能性があるという連絡を県教育委員会から受け、去年6月から調査を行っていました。
教員に聞き取りなどを行ったところ、昨年度から今年度にかけて国語や外国語など8つの教科と1つの学校での活動で不適切な授業の進め方をしていたということです。
具体的には、▼国語では3年生より上の学年で毛筆を使った書写が全く行われていなかったほか、▼5年生と6年生の体育では不安や悩みについて対処する方法を学ぶ授業で指導不足があったなどとしています。
また、図画工作では教科書が全く使われず、教員が独自に作成したプリントで授業を行っているケースもあり、大学は学校教育法に違反しているとしています。
大学は、教員が学習指導要領に沿わないことを認識していたと見ていてこうした不適切な授業は長年、続いていた可能性あるということです。
学校は、平日の授業を増やすなどして未履修の内容を補てんするとしているほか、現在の6年生についてはことし8月の夏休みに授業を行い来年度中までにすべての内容を履修させるということです。
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— 世論の風|時事ニュースとネットの声 (@ano_Tube) January 16, 2024
この事態を引き起こした教員や学校長どう責任を取るんだ
今の時代になにやってんだか
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