コメ農家「石破元首相、小泉農林水産相のコメに対する感覚や政策というのが、私ども生産者にしてみれば、大変なお門違い」「鈴木新農水相は大歓迎」

新農水相の“手腕”問われるコメ価格の安定 減産も視野の需給調整に農家は「大歓迎」 JA福井県も「期待している」
コメ不足による価格高騰を抑えようと、石破政権ではコメの増産が打ち出されました。ところが、高市政権の発足直後には、新しい農林水産相が減産の方針を表明。短い期間で国の農政が大きく転換されることに、県内のコメ農家やJAはどう受け止めているのか。一方で消費者はどう感じたのか、取材しました。
白井さんは、これまでの国のコメ政策の変化について次のように語ります。
「石破元首相、小泉農林水産相のコメに対する感覚や政策というのが、私ども生産者にしてみれば、大変なお門違いで。値下げ、値下げと、備蓄米まで放出して値下げなんて、とんでもない話。今の鈴木新農水相の発言では、コメの増産体制はとらない、備蓄米は放出しない、価格は一定ラインで止まる、ということで大歓迎です」
高市内閣で入閣した鈴木憲和農林水産相は農林水産省の元官僚。就任早々、コメ政策について増産から大きくかじを切りました。「何よりも価格の安定性やこの先の投資も含めれて考えなければならない。需給バランスを元に“目安はこのくらい”と生産していくのが基本」と発言。コメ価格の安定を目指して鈴木大臣が打ち出したのは“減産も視野に入れた需給調整です。
鈴木大臣は「これまでコメの価格が安すぎた」とし「これまでの農林水産業の世界は、デフレの影響で安いものを極度に追い求める実態があった。コスト割れでも生産せざるを得なかった。これからは10年、20年先に向けて設備投資できる価格で買ってもらうということを理解してほしい」と農家が生産を持続させるため、消費者に理解を求めています。
JA福井県宮田会長「農家が一番心配なのはコメ価格の暴落」
宮田会長は「農家が一番心配しているのは、在庫が余って値下がりしないかということ、その辺は政府でブレーキをかけながらということで今回の発表があったのでは」との考えを示しました。
また、宮田会長は「小泉大臣の時にはコメの値段を下げる、とにかく価格を落とすんだということで備蓄米も放出されたが、その効果はあまりなかった」と苦言。農林水産省出身の大臣の登場に「まさに”はえぬき”。期待している」と語りました。
全文は
https://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=192098
前任のときは「何を言ってるんだろう?って皆で言ってた」と
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