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ソフトボール米国代表監督「福島が美しく、安全なことを世界に伝えられず残念」「福島の桃、デリシャス」
主催者の情けないニュースばかりが話題になるが、五輪の理念を感じさせる出来事があった。「福島の人々がファーストクラスの運営をしてくれた」。ソフトボール米国代表のエリクセン監督の言葉だ。
22日、福島あづま球場での日程を終了。会見で「復興五輪」の意義について私が聞くと、回答は熱を帯びた。「コロナ対策でメディアが外に出られず、福島が美しく、安全なことを世界に伝えられなかったことが残念」と悔やんだ。そして「桃はデリシャスだった」と笑った。ホテルで6個も食べたという。
原発事故後、福島県の食材は風評被害に悩まされる。選手村の食堂では、食材の産地が表示されず、「復興五輪」への取り組みが看板倒れになっている。監督の言葉は何より生産者を勇気づける。
会見に同席したアボット投手は2009年からトヨタ自動車でプレーする。
「当時私も日本にいた。津波や原発事故から立ち直ることは大変だったはず。しかし五輪を開けたという経験が、地元の若者や子どもに前向きな力となってほしい」。被災者の思いを背負ってプレーした選手たちに感謝をしたい。(原田遼)
エリクセン監督
https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/1/7/1/d/171d005881de782c453203e8636deecc_1.jpgアボット投手と監督
https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/e/c/8/5/ec85dc112d8237dc90b57e53eaadaf49_1.jpg
東京新聞
ソフト米代表監督「福島の桃、デリシャス」 ホテルで6個:東京新聞 TOKYO Web<取材メモ> 主催者の情け…
アメリカにあんなのないからそりゃ感動するよ
素敵な監督さん
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