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小中学校の給食で、「イクラ丼」が出る町・標津町。
取材に応じた総務部職員によると、鮭は1990年から、ホタテは2000年から、町内の全世帯を対象に毎年無料で配布している。
基本的に、1世帯あたり鮭は年に丸ごと1匹、ホタテは年に1袋(2キロ)だが、ホタテは夏と冬の2回配られることもあるそうだ。
直近では、今年の12月3日に例年どおり2キロのホタテが無料配布され、通算33回目となった。
鮭の産地として名高い標津町の鮭が丸ごと1匹に、2キロのホタテ……。
さらに、同組合にならい標津町農業協同組合(北海道標津郡)も同様の取り組みを行っており、バターを年に1度、1世帯あたり2個配布している。
都内在住の記者にすれば、あまりにも豪華な食材たち。この太っ腹な取り組みを続ける理由を、職員はこう話した。
「やはり、(漁業という)一次産業をやっていくには、町民の労働力が欠かせませんから……感謝の気持ちというところでしょうか」
配布された食材を受け取った町民からは、「(鮭が不漁の年にも)もらえて嬉しい」という声が聞かれたそうだ。
「本州の人からしたら、鮭を丸ごともらっても困ってしまうかもしれませんが……(標津町の人たち)みんなは鮭をさばける人がほとんどですから」
たしかに、もしも記者がもらっても、猫に小判であるのは目に見えている。
では、町民の人たちは実際にどんなふうにこれらの食材を活用しているのだろう。
「ホタテの身は刺身とフライにしました。ミルキーで甘味があってとても美味しいです。ホタテの耳はコーンバターで食べました。耳のコリコリした感じと塩味が美味しくお酒が進んでしまいます」
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https://cdn.j-town.net/thumbnail/2021/12/town20211210190623_large.jpg2021.12.12 08:00
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社長とかもおおらかな人ばかりでお土産まで持たせてくれた
そんな気前の良い事今のご時世もう無理だろうなあ
その食材の価値(実際の販売価格ではない)を知っている時点で
猫に小判は当て嵌まらんな、猫はその価値すら知らないのだから
記者の質の劣化よな
価値を知りつつもソレを生かせない、何というのが正しいだろうか?
やれる範囲で続けたらええ
うらやましい
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