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トヨタ、ロシア工場の生産停止へ調整
トヨタ自動車がロシアのサンクトペテルブルクにある工場の生産を停止する方向で調整していることが2日、分かった。
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トヨタのロシア・サンクトペテルブルク工場は稼働中である。トヨタの販売台数は年間約12万台に達し、それなりの規模だ。現地の従業員数は22年2月時点で約2600人に達し、トヨタからの出向者は26人いるが全員がロシアにとどまっているという。
ただしロシアへの経済制裁の影響による「部品供給網(サプライチェーン)の状況は分かっておらず、状況を注視している」(トヨタ)という。日産自動車もサンクトペテルブルクに工場を有し、稼働を継続している。ロシアの駐在員についても「国外退避していない」(日産)という。
マツダは、ロシア・ウラジオストクに工場がある。現時点で工場は通常操業、販売店は通常営業しているという。工場にはマツダから3人、販売店には2人が出向中だが、現地従業員を含めて、退避勧告は出していない。
三菱自動車は、ロシアのカルーガ州に欧州Stellantis(ステランティス)との合弁工場がある。「生産状況などは現在確認中、駐在員もいるが退避指示はしていない」(同社)という。
なおホンダはロシアに工場はない。販売についても現地法人は残っているものの、撤退を表明している。
また商用車メーカーもロシアに進出しているが、今のところ大きな影響は生じていない。三菱ふそうトラック・バスは工場の通常操業、販売店の通常営業を継続しており「現地従業員に退避勧告は出していない」(同社)という。工場建設中の日野自動車は、販売店での通常営業を続けている。
自動車に関わる資源面では、エンジンの排ガス触媒に用いるパラジウムの影響がささやかれる。ロシア産が世界シェアの4割を占めるとされる。
ただし東海東京調査センターの杉浦誠司氏は、当面の影響は限定的と見通す。「そもそも価格変動が激しい上に近年急騰していたことがあり、今回は意外なほど上昇ペースが鈍い」(同氏)とみる。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/12320/
っておとといの記事にあったな
これからロシア企業と取引した財閥もチェックしておけよ。
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