<社説>防衛費2%指示 倍増ありき再考求める
岸田文雄首相が、防衛費を関連予算と合わせて二〇二七年度に国内総生産(GDP)比2%に倍増させるよう関係閣僚に指示した。防衛力の抜本的強化のためとされるが、財源確保のための増税は避けられず、周辺情勢の安定に資するかも疑問だ。再考を求めたい。
首相は防衛費の在り方について「金額ありき」を否定し、内容、予算、財源を合わせて「具体的に国民の命を守るために何が必要なのかをしっかりと議論し、積み上げる」と繰り返してきた。
しかし、積み上げの議論が十分に行われたとは言い難い。
例えば、政府は中国や北朝鮮の軍備増強を踏まえ、他国の領域でミサイル発射を阻む敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有に踏み切る方向だが、必要な装備や予算規模は具体的に示していない。
首相が自身の説明を翻して、防衛費増額の数値目標を設定したのは、与党自民党の要求をそのまま「丸のみ」したに等しい。
そもそも、日本の防衛費をGDP比「2%」とすることに、明確な根拠があるわけではない。
北大西洋条約機構(NATO)加盟国はGDP比2%を国防費の目標とするが、ロシアと地続きで相互に防衛義務を負う欧州各国と日本を同列に扱う必然性はない。
全文はリンク先で
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216928?rct=editorial
中国が増やすから日本が付き合わされるということだろ
東京新聞は何を見ているのか??
東京新聞
中国がまずガンガン軍拡してるのにw
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