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「先進国になった」韓国、じつは「アジアで一位」になった“意外なランキング”と、そのウラで直面する「新しい深刻問題」…!
韓国では文在寅政権による「反日キャンペーン」が奏功し、日韓関係は“史上最悪”と言われるまでに悪化したことは言うまでもない。
そんな文在寅政権の後に、尹大統領が登場したことで日韓関係の改善を期待する声もが高まっているが、いまだに両国の溝が埋まりそうにない。カタールのサッカー杯でも韓国のネット民が日本代表の活躍ぶりを“批判”するなど、日韓バトルはいまだに収まらない。
最近では一人当たりGDPで韓国が日本を超えるという試算も出て、韓国では「日本を超えた」「先進国になった」という声が高まっている。そんな韓国ではいま足元で“また別の分断問題”が巻き起こっているという―ー。いったい、何が起きているのか。
■韓国でいま「分断」が深まっている…!
韓国社会で若い男女の間が「断絶」されてしまった―ー。
最近、そんな声が高まってきている。
韓国政府機関の18部のひとつである女性家族部の傘下の公共機関、韓国女性政策研究院が最近実施したアンケート調査結果が興味深い。
韓国女性政策研究院は、10月14~24日に全国の18歳から69歳までの男女を対象にして、「差別改善措置認識度」に関する調査を実施した。
ここで、20代男性とそれ以下の男性の回答は「女性差別是正措置は、不必要である」という答えが多かったのだ。
■新しい「問題」
一方で、30~60代男性は、女性差別に対する改善が必要であるという回答が多かった。
30~60代男性は、韓国社会には、多くの女性差別が存在していて、改善が必要であると認識しているが、10~20代男性は、女性差別の存在を受け入れることができない。
韓国ではここ数年にフェミニズム運動が盛んで、女性の活躍が進んでいることは間違いない。
根強い男性社会からの改善はいいことだが、ここへきて新たな問題として、同じ男性でも、年齢層によって女性差別に対する認識に大きなジェネレーションギャップが存在することが浮かび上がってきたわけだ。最悪の場合、これがきっかけとなって国内を分断する大きな問題に発展しかねないから見過ごせない。
さらに後編記事『「先進国になった」韓国、じつは「アジアで一位」になった“意外なランキング”と、そのウラで直面する「新しい深刻問題」…! 』では、韓国でそのような“分断”が深まった背景事情についてレポートしよう。
作家・コラムニスト
オ セラビ
1958年生まれ。作家、コラムニスト。大韓民国仁川広域市居住 。長期にわたり社会運動に身を投じ、老境に入って旺盛な著述活動に励む。現在NGO団体「未来代案行動」の共同代表を務める。メディアにコラムを寄稿しながら週2回、読書討論会を主催。2018年に出版されたフェミニズム批判書『そのフェミニズムは間違っている』が社会的反響を呼ぶ。著書に『そのフェミニズムがあなたを不幸にする理由』(2019)、『フェミニズムはどのようにして怪物になったのか』 (2020)、『性認知感受性トラブル』共著(2020)、『ギャンブルに溺れた青少年』共著(2020)など。
※ソース※
女性団体やフェミ団体嫌悪は顕著だし
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