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前文略
彼らの集会には造形物や象徴物が欠かせない。参加者らは、ある日はサイズが2メートル近くある尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の造形物を引っ張り出し、ある日は膝を屈した尹大統領の像の額にお札をべたべたと貼ったりもした。顔を大きく描いて「背倫尹錫悦」と記した、往復10車線の道路をふさぐほど大きい掛け図を広げておいて、ずたずたに引き裂くイベントをやった日もある。
こうした様子は6年前を思い起こさせる。朴槿恵(パク・クンへ)政権末期の光化門でも、連日ろうそく集会が開かれた。そのときも、朴大統領の姿を模した造形物が必ず登場し、鶏卵を投げ付け、顔に落書きしてあざけるということが繰り返された。偶発的に起きたことではなかった。誰かが準備したイベントだった。「あのころ、あの人々」が、今また同じようなことをやっている兆候が見られる。例えば1月9日、国会で尹大統領の裸体画の展示会を開こうとした団体のメンバーの相当数は、かつて朴槿恵大統領のヌード風刺画「ドロウン・ジャム」などを国会に展示した「すぐに、BYE!展 作家連帯」のメンバーと重なるという。
辺りが暗くなるころにろうそくをともし、造形物が登場し、周期的に繰り返されるという点で、ろうそく集会は祭儀に類する性格を有している。ドイツのナチスが重視していたニュルンベルク全党大会のハイライトも、暗がりの中で行われるろうそく行進だった。祭儀的行為を通して、群衆は互いを模倣し、一体感を持つようになる。そうして自分たちだけの物語を作っていく。20世紀初頭のファシズムを研究している学者らは、繰り返される集会と象徴、行進などを通して大衆が自らを崇拝する「政治宗教」が登場した、とみている。ろうそく集会も、23回、24回…こうして回数を重ねる中で、物語を作っていっている。その点で、時折開かれる、いわゆる太極旗集会とは全く性格が異なる。
あらゆる祭儀には「犠牲の羊」が必要だ。朴槿恵政権時代においてそれは、セウォル号に乗って修学旅行に行き、命を落とした高校生たちだった。現政権では、ハロウィーンの祝祭で命を落とした若者たちが絶えず召喚されるだろう。死であれば誰でも召喚されるわけではない。「ろうそく」は死を差別する。例えば文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の堤川スポーツセンター火災や光州鶴洞ビル崩壊事故の死者が、犠牲者として呼名されることはあり得ない。これは、「ろうそく」祭儀を開く司祭たち固有の権限だ。
以下ソースから
シン・ドンフン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2023/02/13 18:17
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/02/13/2023021380093.html
でも、これを心に留めて「ほんとうにそうだ」「まんまと扇動されるアホは自重しろや」と思う真っ当な人間は、韓国にどのぐらいいるのか?
お里が知れるわ。
ロウソク裁判とでもいえば良いのかな?
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