韓国最高裁　挺身隊巡り、機械メーカー「不二越」（東京都港区）の上告棄却…　元徴用工訴訟１２件はすべて日本企業敗訴　今後は５０件超に上る下級審の同種訴訟の進行が加速

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韓国最高裁、挺身隊巡る不二越の上告棄却…元徴用工訴訟１２件はすべて日本企業敗訴

【ソウル＝小池和樹】戦時中に「女子勤労挺身ていしん隊」の一員として軍需工場で強制労働をさせられたとして、韓国人女性らが機械メーカー「不二越」（東京都港区）を相手取り損害賠償を求めた訴訟３件の上告審判決が２５日午前、韓国大法院（最高裁）であり、同社の上告をいずれも棄却した。賠償を命じた２審の高裁判決が確定し、同社の敗訴が決まった。判決は元挺身隊員らに対し、１人あたり８０００万ウォン～１億ウォン（約８８０万～約１１００万円）の支払いを不二越に命じた。

大法院で審理が行われていた元徴用工関連訴訟はすべて日本企業側の敗訴が決まり、計１２件で判決が確定した。他にも高裁や地裁で関連訴訟の審理が行われており、同様の判断が続く可能性がある。

読売新聞　2024/01/25 11:07
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240125-OYT1T50069/

別ソース

徴用工訴訟、不二越への賠償命令確定　韓国最高裁で結論出そろう

【ソウル＝時吉達也】韓国で機械メーカー「不二越」を相手取り、元朝鮮女子勤労挺身（ていしん）隊員と遺族らが損害賠償を求めた３件の訴訟で、韓国最高裁は２５日、同社側の上告を棄却した。

いわゆる徴用工関連訴訟を巡り、最高裁で審理された１２件の訴訟の結論が出そろい、いずれも日本企業側への賠償命令が確定した。今後は５０件超に上る下級審の同種訴訟の進行が加速するとみられる。

１、２審は、元挺身隊員ら２３人の大半が１３歳前後に動員され、劣悪な環境で労働を強いられたと認定。不二越に計２１億ウォン（約２億３０００万円）の支払いを命じた。

日韓両政府は１９６５年の日韓請求権協定で、請求権問題の「完全かつ最終的」な解決で合意。韓国政府は昨年発表した解決策に基づき、勝訴が確定した原告に対し、政府傘下の財団が賠償金相当額を支払うとしている。

産経新聞　2024/1/25 11:16
https://www.sankei.com/article/20240125-OVDKUQ2G7BIL7KZVB5LG43YT4I/