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共産党員「共闘は事実じゃないか。蓮舫さんとがんばったのに」記者への抗議に野党関係者からも疑問…128万3262票を誇るべき、わかってくれる人はいる – みんかぶ(マガジン)
日野百草
2024.07.237月7日投開票の東京都知事選は、現職小池百合子氏の圧勝で終わった。しかし政界を驚かせたのは、2位が蓮舫氏ではなく、元安芸高田市長・石丸伸二氏だったことだ。自民党の裏金問題が尾を引き、衆院補選など連敗が続いているなか、まさかの3位転落だった。今回の都知事選を巡っては、決着がついてもその議論がネットを中心に話題にのぼっている。一体なぜこうなってしまったのか。ルポ作家の日野百草氏が取材したーー。
目次
1.立憲関係者が嘆き「蓮舫さんはどうしてしまったのか」
2.共産党員「共闘したのは事実じゃないですか。蓮舫さんとがんばったのに」
3.田中角栄「新聞記者は書くのが商売、政治家は書かれるのが商売だ」
4.「私はね。黙らないよ。いま、最も自由に黙らない」
5.「清美ちゃんが落選したときはさすがやと思った」
6.蓮舫氏の情熱をわかってくれている人はいる。128万3262票を誇るべき
7.「ネットのおもちゃの蓮舫」など求めていない立憲関係者が嘆き「蓮舫さんはどうしてしまったのか」
「ネットでバトルして、いちいち反応して弁護士だの新聞社へ抗議だの、蓮舫さんはどうしてしまったのか」
立憲民主党の市議会関係者(40代)が心配そうに語る。非自民系の支持者ばかりが集まる場にも関わらず異口同音に「蓮舫さんはどうしてしまったのか」だった。
「政治家でも、元政治家でも誰でもネットで声を上げるのは自由です。でも記者の書き込みにあの反応はね。ネットで面白がるのはごく一部で、有権者の多くはひいてしまいます」
元参議院議員の蓮舫氏のこと。7月7日の東京都知事選に立候補するも、現職の小池百合子氏に大差をつけられての敗北、知事選は現職有利とはいえ、その差は立憲民主党だけでなく「共闘」した日本共産党も落胆の色を隠せなかった。
「離党して、参議院議員を辞めての覚悟は見事でした。結果はともかく選挙は水物で仕方がないけど、その後の姿勢が大切では」
蓮舫氏はいまやすっかり「ネットを賑わせる人」になってしまっている。7月16日、X(旧Twitter)上の記者のポストに対して「弁護士と相談しているところです」、その記者の所属する新聞社に「抗議ならびに質問状を出したい」とポストした。
共産党員「共闘したのは事実じゃないですか。蓮舫さんとがんばったのに」
これについては別の場で日本共産党の方々とも話をすることができたが、蓮舫氏の行動を「よくわからない」とこちらも異口同音に語っている。ネット上では「共産党べったり」の部分が気に障ったのではという意見が散見される。70代党員の話。
「べったりなんて言い方は気に入らないけど、共闘したのは事実じゃないですか。蓮舫さんとがんばったのに、よくわからない」
当該記者は謝罪したが、そもそも連合(日本労働組合総連合会)芳野友子会長の「共産(党)が前面に出過ぎて逃げた票もあったのではないか」という見解を引いて「間違いじゃない」と肯定した国民民主党、榛葉賀津也幹事長の会見記事を「貴方に言われたくない」とした蓮舫氏に対する記者のポストであった。
別の立憲関係者は「他の理由があるのでは」と語る。
「榛葉さんとは遺恨があるから。十年くらい前は二人いっしょに静岡で街頭演説とかしていたけどね。いまに至るまで、いろいろあったことは事実」
(略)
蓮舫と共産などというハンデを背負っても三位だぞ。
もう天下に号令する日も近いだろ。
絶対に信頼されない
絶対に当選しないという固い意志を感じずにはいられなかったわ
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