来年度予算案が閣議決定されたことで、「国・地方合わせて約8兆円の減収になる!」と大騒ぎしていたのがウソだとバレるw 178万円への引き上げに伴う減収は2.4兆円、自公の123万円を基準にすれば、追加で1.7〜1.8兆円の財源があれば足りることが判明

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玉木雄一郎(国民民主党)@tamakiyuichiro
来年度予算案が閣議決定され、様々な資料が出てきているので、分析すると興味深い事実が見えてきます。

特に、「103万円の壁」を178万円に引き上げると、国・地方で約8兆円の減収になる!とメディアも含めて大騒ぎしましたが、来年度の税制改正の増減収見込額を見ていると、少し違った姿が見えてきます。資料によると、

103万円→123万円の20万円の控除額の引き上げに伴う減収額は、平年度ベースで

・所得税 5,830億円
・住民税 750億円
の合計6,580億円の減収とされています。

1万円の引き上げあたり330億円の減収です。

当初、財政当局が出してきた資料によれば、1万円あたり1,050億円(所得税500億円、住民税550億円)で約8兆円の減収見込みだったのですが、1万円あたりの減収額は330億円÷1,050億円=31%に大幅に減少しています。

これは、20万円分の引き上げを、「基礎控除10万円」と「給与所得控除10万円」に分け、さらに、給与所得控除の引き上げを「最低保障額の引き上げにとどめた」ことが理由ですが、それにしても当初の8兆円の減収額とはあまりにも大きな乖離があります。

このやり方でやるなら178万円への引き上げに伴う減収は2.4兆円にとどまります。123万円を基準とすれば、追加で1.7〜1.8兆円の財源があれば178万円まで引き上げることができます。

そして、少なくとも平年度ベースで6,580億円の恒久減税を「特段の財源確保措置を要しない」形で実現できた意味は大きく、これは国民民主党が「取りすぎた税金を国民に返せ」と訴え続けた成果だと言えます。

やればできるのです。

国・地方合わせた税収は、昨年度から約12兆円も増えているのだから、178万円へ引き上げは可能だと考えます。

年を越しても国民民主党は「178万円を目指し」、引き続き頑張りますので来年もよろしくお願いします。






管理人
ネットの反応

名無し
要約すると以下だが、これで宮沢の壁も突破可能になったんじゃない?!
 
103万→178万円へ上げる場合の減収幅
当初予想:約8兆円
再計算後:約2.4兆円
名無し
数値は嘘をつかないですからね
出された数値が嘘の時は別ですが。
ちゃんと考えながら
四則演算できる人が語れば矛盾が見えてくる
名無し
つまり、当初の財務省のペラ紙の根拠は3倍に水増ししてたって事かw
ナメやがって
名無し
どんどん新しい情報が見えてきますね
今まで内密に進められてきた税制がオープンになるのはいい傾向です




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