「善意の同胞」隠れみのに
華僑社会に紛れたフェンタニル組織
米中「新アヘン戦争」の裏側 狙われた日本
米国に合成麻薬「フェンタニル」を不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑いが判明した。リーダー格は米麻薬取締局(DEA)も足取りを追っている。。米中対立を生み、世界を揺るがしている問題は決して遠い国の話ではない。「新アヘン戦争」の新局面に迫る。
夏(Xia Fengzhi)と会ったのは3年前だ。
「新エネルギー、とくにバッテリーをやりたいんです」
年齢は50歳代、口数の少ない男だった。中国で電気自動車(EV)が爆発的に普及し始めていた波に乗り、バッテリー事業を日本で手がけたいという。
「簡単ではないよ」。多くの中国人の起業を見てきた金はそうたしなめた。それでも夏は「いや、うちは技術があるから」とやけに強気だったことを覚えている。
夏の会社は「FIRSKY株式会社」という名前だった。本社は武漢で、日本法人ももともとは那覇市に立ち上げたという。来る者拒まず、だ。金は空いていた自社オフィスビルの一室を貸し出した。
米当局が摘発した中国のフェンタニル密輸組織が日本の名古屋に拠点を設けていた疑いがある。日本経済新聞が公開情報を分析してわかった。「夏(Xia)」姓の中国人はその中心人物とみられる。
法人登記簿によると、FIRSKYは2021年6月に那覇市で設立した。代表取締役は夏だ。金のビルには22年9月に移った。
FIRSKYの登記簿に「バッテリー」とは一言も書いていない。ホームページや化学薬品の専門サイトで活動履歴を調べると、会社とその代表である夏の実際の姿が浮かんできた。米当局が摘発した中国の兄弟企業「Hubei Amarvel Biotech(湖北精奥生物科技)」の薬物を扱い、すべて日本から送ると宣伝している。
取材班は金に、FIRSKYが米中をまたぐフェンタニル密輸の日本拠点だった疑いがあると伝えた。「全然知らなかった……」。驚きを隠せない様子で、金はためいきをついた。
愛知県では経営管理ビザを持つ在留中国人が増加している
地方創生をめざす日本政府が外国人の起業を促すため、関連ビザの要件緩和に動いている面も大きい。
旅行者も含めれば、日本を訪れる中国人は珍しくなくなった。夏はその死角を突いたおそれがある。
「横浜ルート」の指摘も
夏とFIRSKYの例は氷山の一角にすぎない。
フェンタニルの密貿易をめぐっては、日本が絡む複数の取引ネットワークが指摘されている。
夏は米当局もその身柄を追うが、いまだ足取りをつかめていない。「日本は麻薬をさばくマーケットとの認識だった。司令塔がいたとなればレア事例であり、捜査対象に十分なりうる」。米政府関係者は明かす。
詳細はソース 2025/6/28
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00016330U5A600C2000000/
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— NewsNews.Today (@newsnews_today) June 28, 2025
自民党はどうなるだろ?
選挙屋しかいねーもんなw
法整備なんて無理なんよ
「日本で起業、地域活性化のために頑張る中国人!」
とかw
徹底的にアメリカに介入して欲しいわ
色々やりたい放題されてる
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