<朝日新聞>日米仏共同訓練、5月11~17日に九州で実施へ 市街地戦を想定

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日米仏共同訓練、5月に九州で実施へ 市街地戦を想定

2021年4月23日 18時18分 朝日新聞

防衛省は23日、日米仏共同訓練を5月11~17日に九州で実施すると発表した。場所は、陸上自衛隊の霧島演習場(宮崎県えびの市、鹿児島県湧水町)、相浦駐屯地(長崎県佐世保市)、九州西方海空域。3国の連携強化を図り、中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。仏軍が国内の陸上訓練に参加するのは初めて。

 発表によると、陸自約100人、米海兵隊約60人、仏陸軍約60人の計約220人が参加。ヘリコプターやオスプレイを使った部隊の輸送・展開や、市街地戦を想定した訓練をする。

日米仏共同訓練、5月に九州で実施へ 市街地戦を想定:朝日新聞デジタル
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※昨年112月の記事

日米仏、初の離島上陸訓練 来年5月、対中包囲網強化へ
2020.12.7

 自衛隊と米軍、フランス軍が来年5月、沖縄県・尖閣諸島など離島の防衛・奪回作戦に通じる水陸両用の共同訓練を日本の離島で初めて実施することが分かった。日米仏の艦艇と陸上部隊が結集し、南西方面の無人島で着上陸訓練を行う。軍事的覇権拡大を進める中国を牽制する訓練に欧州の仏軍も加わることで、対中包囲網の強化を示す狙いがある。

 仏海軍は、士官候補生を乗せたヘリコプター搭載型水陸両用艦と、フリゲート艦を派遣する練習艦隊「ジャンヌ・ダルク」を来年5月、3度目の日本寄港を計画している。2015年と17年は長崎県・佐世保港に寄港している。

 来年5月の共同訓練は人道支援・災害救援を掲げ、無人島に航空機での着上陸や水陸両用車とボートによる上陸を行う予定。内容は離島防衛・奪回作戦と共通する項目が多い。海自の輸送艦と陸自の離島奪還部隊の水陸機動団、米海軍艦艇と海兵隊、仏海軍艦艇と仏領ポリネシア駐留の陸軍部隊が参加する見通しだ。

日米仏、初の離島上陸訓練 来年5月、対中包囲網強化へ
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