フィリピンのドゥテルテ大統領、南シナ海問題で、閣僚らに「中国批判発言禁止令」＝ネットの反応「最近は隠さなくなってきましたね」

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フィリピン大統領、閣僚に発言禁止令　南シナ海問題で

【マニラＡＦＰ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は、公の場で閣僚が南シナ海問題について発言することを禁じた。大統領は１７日公開の録画演説で「誰かと（この問題を）議論することを控えるように、というのが閣僚に対する私の命令だ」と強調した。

　中国船数百隻が３月、フィリピンの排他的経済水域（ＥＥＺ）内で確認されたことから、中比間の緊張が再燃。フィリピンの外相や国防相は、船の撤収を拒んだとして、中国政府を繰り返し批判していた。
　ドゥテルテ氏は国防相を含む複数の閣僚に「必要があるなら内輪だけで話すことだ」と伝達。大統領報道官が南シナ海問題に触れることは認めるという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051900708

フィリピン大統領、南シナ海情勢で閣僚にかん口令

［マニラ　１８日　ロイター］　-　フィリピンのドゥテルテ大統領は１８日、閣僚に南シナ海の状況に関して公の場で発言することを禁じた。国の利益を守る決意は揺らがないとしている。

　大統領は中国の海上行動に悩まされてきたが、批判は控えている。

　過去数週間、フィリピンの排他的経済水域（ＥＥＺ）に数百隻の中国船が停泊している状況について、閣僚から厳しい声が相次いでいる。

　大統領は閣僚に、この問題について公の場での発言を控えるよう命じた。

https://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN2D0027.html