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「戦争をあおっているのは日本」 防衛増税と敵基地攻撃能力保有に批判や懸念の声相次ぐ
2022年12月17日 06時00分
平和主義をうたう憲法を横目に、再び戦争への道を歩むのか。国会での議論もなく、増税による防衛力強化や敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有に道筋を付けた16日の閣議決定。反戦を訴える人や識者からは、懸念の声が相次いだ。
(略)
◆「本質は米国の意思だ」京都精華大の白井准教授
戦後日本の対米従属構造を分析する「永続敗戦論」などの著書がある京都精華大の白井聡准教授(45)は、安保関連3文書について「国会での議論はなく、非公開の『有識者意見聴取』を基に方針を決め、国民に示したのは要旨だけ。そもそも有識者会議など儀式に過ぎない。本質はシンプルで米国の意思だ」と語る。
米国はトランプ政権以来、日本や北大西洋条約機構(NATO)など同盟国に、軍事費の負担増などを求めてきた。ロシアのウクライナ侵攻で「日本でも防衛費をGDP2%に、という流れに弾みが付いた。増額分の多くが米国製兵器を買うことに費やされるだろう。岸田首相は5月に大増額をバイデン大統領に約束していた」と話す。
岸田政権は2023年度から5年間の防衛費として総額43兆円を確保するとし、そのための増税もいとわない。「子育て・教育支援には『財源がない』と言いつつ、防衛費は手段を尽くして拡大させる。今年の出生数は80万人を切って過去最少を更新する見通しなのに」と指摘する。
その上で「米中対立は覇権闘争だから落としどころが見えない。米国はその中で日本に何をやらせようとしているのか、中国の状況もしたたかに探り、付き合い方を考えなければ。日本と米国、中国の共存共栄の方法を、日本が主体的に打ち出す必要がある」と警鐘を鳴らす。
(望月衣塑子)
◆「敵基地攻撃とは先制攻撃にほかならない」首相官邸前で抗議行動
敵基地攻撃能力の保有や防衛費増に反対する市民団体の抗議行動は16日午後も東京・永田町の首相官邸前で行われた。約60人(主催者発表)が「閣議決定するな」「防衛増税やめろ」などと声を上げた。
平和団体などでつくる「大軍拡と基地強化にNO! アクション2022」などが呼び掛けた。そのメンバーで練馬区を拠点にする池田五律いつのりさんは「政府は中国の脅威を強調するが、『中国は台湾が独立宣言しない限り武力行使しない』と言う専門家もいる。戦争をあおっているのは日本」と指摘。「(政府は)敵基地攻撃と称しているが、先制攻撃にほかならない」と批判した。
参加した70代女性は「日本には多くの原発があり、攻撃されると重大な影響が出る。そんな状況で戦争ができるはずはない。政府はなぜ分からないのか」と話した。 (加藤益丈)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/220380
そんなことも分からないほどボケてるなら黙ってろ
プッw
中朝の言い分は全面的に受け入れるのに
日本政府の説明は一切耳に入れる気ないのが草
正体隠す気あるんかと
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