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朝日新聞は「それってあなたの感想ですよね」には絶対に勝てない!? 今はエビデンス=量的客観性優位の時代ですから。
先週、朝日新聞デジタルが『「エビデンス」がないと駄目ですか?』という衝撃的なタイトルの記事を配信、各方面から「ダメに決まってるでしょ!」と総ツッコミを受けていました。
大学教授と記者が対話する形式で、エビデンスを求められる「辛さ」とか、エビデンスを使って他者を攻撃したい「暗い欲望」とか、ちょっと何を言っているか分からない内容なんですが、特に衝撃的だったのが、
「福島は処理水エビデンスのせいで分断している」
ALPS処理水の安全性を示すことは、エビデンスを振りかざし、エビデンスで殴る行為であり、それが住民を分断しているんだそうです。え、それって未だ「汚染水」とか言い続けて風評被害を煽っているエビデンス無視の人々のせいでは……
聞き取り形式の記事とは言え「高度なエビデンス」が求められるマスメディアが、これを配信しちゃって大丈夫なのだろうか、と心配になります。
あと意図的なのか、記者がやたらとエビデンスを「数値的なもの」と狭い範囲で表現したがるんですよね。エビデンスとは「裏付けとなる客観的事実」なので、数値的なものとは限りません。分かった上で言っているんだと思いますが、読者が誤解しかねないので好ましくないなあと思いました。
まあなるほど、とにかくエビデンスがお嫌いなんですね。そんなにおイヤでしたら「エビデンスが存在しない世界」にお連れしましょう。
Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員)
全文はリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0ceb292b42b9abbe8f252a151caa746ebcfc01
書き手側が「むしろ我々の主張をこそ読んでほしい」というのであれば、それは新聞の紙面上でやるのではなく、オピニオン誌のように「読みたい人間が別途カネを払うスタイル」にしてもらいたい。
昨今の朝日系、TBS系はそう言う事が多いですね。
注釈として「この記事は一切の裏取りなく、記者の直観を記載したものです」等を判るように書けばいいよ。
そうしたら小説欄として読むだろうから
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