銀行業界の気候変動対策グループ脱退相次ぐ-シティとBofAも表明
(ブルームバーグ): 米銀シティグループとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、気候変動対策を目的とした国際的な銀行グループから脱退すると発表した。ウォール街の金融機関が同グループから離脱する動きが相次いでいる。
シティグループは発表資料で、温室効果ガスの実質ゼロ排出の達成に引き続き取り組むものの、銀行業界の主要気候変動対策グループ「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から脱退するとした。BofAも12月31日、NZBAからの脱退を発表。温室効果ガス排出削減について、顧客と共に引き続き取り組んでいくと付け加えた。
これに先立ち、ゴールドマン・サックス・グループとウェルズ・ファーゴもNZBAからの脱退を表明している。米大手金融機関は、炭素排出量削減を支援する業界団体と距離を置くよう、米共和党議員からますます強い圧力を受けるようになっている。
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/cf93ae52186b90eb43e3ae13d2ff376e7c2d67c4
モルガン・スタンレーも脱退表明-銀行業界の気候変動対策グループ
米モルガン・スタンレーは、気候変動対策を目的とした国際的な銀行グループからの脱退を明らかにした。ウォール街では、同グループから離脱する金融機関が相次いでいる。
モルガン・スタンレーは2日の電子メールで、銀行業界の主要気候変動対策グループ「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から脱退すると発表。今週に入り、シティグループとバンク・オブ・アメリカ(BofA)がNZBAからの脱退を表明している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-02/SPGQP2DWX2PS00
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