テレ東BIZ
25%の関税発動 アメリカ・カナダ30日延期で合意アメリカのトランプ大統領が表明したカナダからの輸入品に対する25%の関税発動が日本時間午後2時過ぎに迫る中、カナダのトルドー首相は先ほど、30日延期することで合意したと明らかにしました。
トランプ大統領は3日、カナダのトルドー首相と電話会談したと記者団に明らかにしたうえで「カナダはアメリカの銀行がカナダで事業を行うことを認めていない。多くのことが非常に不公平に扱われてきた」などと不満を明らかにしました。
こうした中、先ほど、トルドー首相は関税の発動について、少なくとも30日延期することでトランプ大統領と合意したと明らかにしました。
一方、カナダと同じくメキシコに課すと表明していた25%の関税について、トランプ大統領はメキシコのシェインバウム大統領と1カ月延期することで合意したと発表しました。
トランプ大統領が求めてきた合成麻薬「フェンタニル」や不法移民の流入対策として、メキシコ側がアメリカとの国境に1万人の兵士を派遣し、警備を強化するとしています。
また、トランプ大統領は10%の追加関税を課すとしている中国と、24時間以内に協議すると明らかにしました。
ホワイトハウスのレビット報道官によりますと、トランプ大統領は習近平国家主席と会談するとしていて、関税を巡る問題や中国が実質的に運営しているとトランプ大統領が問題視しているパナマ運河について議論されるとみられます。
今回は譲歩を引き出すために強気に出た
そしたら相手が譲歩してきた
この話の主導権はアメリカにある
楽天市場