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横須賀の護衛艦「いずも」に正体不明のドローンが接近…!自衛隊がそんな事態を防げない「驚きの理由」
前文略
対ドローンは穴だらけ
こうしたドローンによる侵入について、自衛隊はほとんど手を打てないのが実情だという。慶應義塾大学SFC研究所の上席所員で、ドローンの軍事利用に詳しい部谷直亮氏が説明する。
「そもそもドローンはかなり小型で、かつ低空で侵入できるため、探知・識別・撃墜なり無力化することは困難。どの国もドローン対策に苦慮しています。しかし日本の場合、技術も戦術も法的権限も、ドローン対策が特に遅れているのです。
たとえばドローンを無力化する方法のひとつに、妨害電波で落とすというものがあります。ところが日本の場合、総務省によって使える周波数と出力が制限されており、許可されていない周波数や出力で妨害電波を出すと『電波法違反』になってしまう恐れがあるのです」
敵のドローンを攻撃・捕獲するためのアタック用ドローンを飛ばすという対抗策もあるが、現行の法律下では、重要施設周辺では自衛隊であっても、飛行を開始する48時間前までに管轄の警察署に必要な書類を提出しなければならないという。
「ドローンの飛行の必要性を48時間前に察知することは非現実的です。またこれが訓練の大きな足かせにもなっています。
ごく一部の防衛関連施設には対ドローン装備が配備されていますが、極めて数が少ない上に、性能をフルに発揮するには前述の電波の問題が生じて、やはり総務省の了承を取らなければなりません。国会質問では南伊豆の土砂災害の際、ドローンの電波承認に90分を要したが、これでも早いほうだったと明らかにされています。違法な周波数を使う不審なドローンを発見して、90分後に妨害電波を照射する許可を得ても無意味です。
一事が万事この調子で、日本の空はドローン攻撃に対して世界でも極めて脆弱と言わざるを得ません」(部谷氏)
後編記事【ドローンの侵入でニッポンの空が機能不全になる…! 脆弱すぎるこの国の「ヤバすぎる現実」】に続く。
「週刊現代」2024年5月18・25日合併号より
横須賀の護衛艦「いずも」に正体不明のドローンが接近…!自衛隊がそんな事態を防げない「驚きの理由」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース安価な割に戦果は抜群。ウク…
①総務省により使える周波数と出力が制限され、
許可されていない周波数や出力で妨害電波を出すと
電波法違反に。
②自衛隊であっても、飛行を開始する48時間前まで
に管轄の警察署に必要な書類の提出が必須。このままだと法を守って国滅びます。
法を変えるべきでは?https://t.co/94pgow33KQ— ボギーてどこん(浦添新基地建設見直し協議会) (@fm21wannuumui) May 20, 2024
対応する政府の決定はカタツムリ並のスピードだ。
海自に限った事ではない。
陸自も同様である。
私有地に立ち入れない隊員や戦闘車両で、どうやって外敵と戦うことが出来るだろうか。
装備を増やしても、何の意味も無いことを痛感したであろう。
何をさせても仕事の遅い日本。
『電波法違反』を換えて国を守ることが、何を置いても最優先ではないのか。
「決まっているからできない」とよく言うが、現実に合わなくなったものはすぐに替えるのが当然。
いつまでも、お役所仕事などのんびりやっている時代ではなくなっている。
中国警察支所、防衛施設付近の土地買い占め等、上げればキリがない。
もっと危機管理に特化した組織を作るべき!
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