今、東京大学で中国人留学生が急増している。東大の集計によれば、2024年11月時点で学部・大学院を合わせて3500人超が在籍し、10年前に比べて3倍近くになった。東大全体の学生数約2万9000人の1割を超える。
背景には中国国内の激しい学歴競争も存在するという。
「この20年ほどで、中国では学歴社会化が進んだ。今では、年間1千万人以上の大学受験生が席を取り合い、就職難も苛烈です。そこで、日本など国外にエスケープ(脱出)を狙う学生が増えているのです」(中国専門ジャーナリスト)
中国系業者の運営に深く関与する中心人物は…
では実際に、どのようにして中国人留学生が東大に入学しているのか。中国のSNS上には、東大をターゲットに「中国人留学生200人以上を入学させた」との「合格実績」を掲げる中国系業者「正門留学(仮称)」が存在していた。
この「正門留学」のSNSは、自社が東大に合格させたとする中国人留学生の受験票を、顔など一部を隠した状態で計140枚以上アップロードしている。体裁は限りなく本物に見える。公開情報と照合しても、実在する東大生と名前や容貌、専攻や入学時期等大多数の要素が一致する人物も少なくない。
さらに「 週刊文春 」が取材を進めると、この「正門留学」の運営に深く関与する中心人物が、東大の男性現役職員A氏であることが分かった。
A氏は何者で、どのような手法で大量入学を実現させたのか。実は「正門留学」は、カンニング等の「不正受験」にかかわる業者との間に接点を有しておりーー。
7月16日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および17日(木)発売の「週刊文春」では、現役職員が関与した「中国人の東大入学大量あっせん疑惑」について、潜入取材や直撃取材をまじえて、詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年7月24日号

教授レベルでね!
東大卒に偏った思想が多く見えるのもそのせいか。
まぁ疑うのは必然ですね
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