<アンヌ遙香> スーパーマンは「移民」だった 排外的ムード感じる選挙前、元TBSアナの私が思ったこと
<文/アンヌ遙香>
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。
(略)
この時期、あまり政治的な事を前面に押し出した文章を書きたくないのですが、最近ちょっと目についたニュースがありましたのでご紹介します。
7月13日付のNHKニュースによると、アメリカでは今、『スーパーマン』の新作映画をめぐってちょっとした論争が起きているんだとか。
きっかけは、監督のジェームズ・ガン氏がイギリスの「タイムズ」紙の取材で、「スーパーマンはアメリカの物語だ。ほかの場所から来てその国で暮らす移民だ」と語ったこと。
同ニュースによると、これに対してトランプ前大統領の支持者や保守的なコメンテーターからは「イデオロギーを押しつけている」などと反発の声があがったそうです。また一方で、映画を観た人からは「スーパーマンは移民として義務を果たし、この国に尽くしている」といった肯定的な声もあったのだとか。
ガン監督は、映画会社が公開した動画の中でこんなふうにも話しています。
「私たちが住む世界は決していいとは言えません。私が考えるスーパーマンはとても優しく思いやりがあります。スーパーマンには強さより優しさが大切なのです」
(略)
アメリカはそもそも移民が集まって構成された国。排外主義を掲げる人々のルーツをたどっていけば、必ずどこかで「移民」としての背景にぶつかるわけです。
日本でも感じる「排外主義」と、ガン監督の言葉
ときおり行き過ぎも感じる「排外主義」はアメリカのみならず、世界中、日本でも感じることがあります。
特に選挙期間中の今、「外国人政策」を最重要視するという人も一部いるようですね。
私はこの件に対しては何もコメントするつもりはありませんが、ここで紹介したいのはガン監督の言葉。
「私が当初から作りたかったのは善良で優しい心を持った人物を主人公にした話でした。なぜなら私たちが住む世界は決していいとは言えません。『優しさ』というものが最も反逆的でパンクロックだと言われる世界です。だから私が考えるスーパーマンはとても優しく思いやりがある男です。スーパーマンには強さより優しさが大切なのです。
結局のところこの映画には切なさがあります。スーパーマンは実在しないからです。でも願わくは映画を見た人たちに自分もスーパーマンになれると思ってほしいです。私の願いはこの映画を見た子どもたちが15年後、スーパーマンになって世界を救ってくれることです」(7月13日公開・NHKの記事より)
この年になってわかりますが、実は「やさしさ」に勝る強さ、尊い価値観はない、と心底思います。だからこそ私は本当に優しい人を心から尊敬します。
何かを強固に排除しようとする動きは本当に正しいことなのでしょうか。これ以上は言いませんが、私は今回のスーパーマンのニュースを紹介せずにはいられなかったのでした。
全文はソースで
<文/アンヌ遙香>
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0752b85f4444e8a48b31ad56ab9323b29174061?page=1
【アンヌ遙香】
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
寧ろマスコミや左巻きが混同させようと必死なだけじゃないか。
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しかも逃避になってないし
ルールは守るしモラルは持ってるけど
そもそもが作り話じゃねーかww
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