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CNBC
キーポイント
・日本円は対ドルで4ヶ月ぶりの安値となる151円台をつけ、対ユーロでは2008年以来の安値をつけた。日本銀行が世界最後のマイナス金利体制から離脱した後、また水曜日の米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定を控えているためだ。
・円相場が対ドルで155円から160円まで下落した場合、日本当局は介入する可能性があると、榊原氏は水曜日にCNBCに語った。
・榊原氏は、今年末か来年初めには1ドル=130円まで円高が進むかもしれない、と付け加えた。
「ミスター円」として知られる榊原英資元財務官は、日本銀行の追加利上げの可能性について、インフレの推移を見守り、 2024年いっぱいは現状にとどまる可能性が高いと見解を明らかにした。
榊原氏は「今年の追加利上げは予想していない。彼らはそれをやり遂げ、しばらくの間そこにとどまるだろう。状況の進展を見守る必要がある」と発言した。
円の対ドル相場に関しては、1ドル=155-160円に上昇すれば、政府・日銀が為替市場介入に動く可能性があると予想。事象の原因にもよるが、市場がオーバーシュートするような場合には「介入は時に必要で有効だ」と語った。
榊原氏は、軽度のインフレの方がデフレよりましという理由で、インフレ率が2%か3%なら日本の政策担当者はそれで構わないと認識を示した。
「金利引き上げのような思い切った対応をいったん開始すれば、状況を注視する必要があり、それから追加の行動を検討してもよいのではないか」と同氏は述べた。
□’Mr Yen’ says Japan may intervene if yen drops to 155
https://www.cnbc.com/2024/03/20/mr-yen-eisuke-sakakibara-japan-intervention.html
‘Mr Yen’ says he expects the Japanese yen to strengthen to 130 toward end-2024 or early 2025
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