環境左翼に翻弄されて国内産業はボロボロ… 自動車企業、化学企業などが“ドイツ脱出”を検討… 「脱原発」を達成してしまったドイツから日本が学ぶべきこと

まずは、クリックのご協力をお願いします
 ↓↓↓m(__)m
 にほんブログ村 政治ブログへ





環境左翼に翻弄されて国内産業はボロボロ…「脱原発」を達成してしまったドイツから日本が学ぶべきこと

■60余年の歴史を持つドイツの原発はゼロに

 4月15日22時、ドイツで最後に残った3基の原子力発電所が停止モードに切り替えられた。これにより原子炉の温度が徐々に下がり、最終的に発電機が送電網から切り離されたのが、法律で定められたリミットであった零時の少し前。こうして、何が何でも原発をドイツの地から駆逐したかった緑の党の宿願がついに叶い、60余年続いたドイツの原発の歴史に(一応の)終止符が打たれた。

反原発派によれば、この日は「歴史的な日」。ただし、ドイツの脱原発は政策ではなく、すでに宗教である。

 その5日前の10日、ハーベック経済・気候保護相(緑の党)はわざわざ、ドイツのエネルギー供給は保障されていると発信した。「この困難な冬もわが国のエネルギー供給は保証されたし、これからも保証されている」と。

 しかし、この冬にエネルギー供給が破綻しなかったのは、まれに見る暖冬でガスの消費が極力抑えられたせいだ。しかも昨年7月まではロシアのガスも入ってきていたし、3基の原発も動いていた。ただ、それらがなくなった今、誰がどう考えても、この冬のエネルギーは安泰ではない。つまり、ハーベック氏の保証は空手形で、「“グリーン教”を何も言わずに信じてほしい」ということだ。ただ、グリーン教の信者は、今では急激に減っている。

■産業国ドイツに与えた打撃は計り知れない

 かつてドイツでは17基の高性能の原発が、何の支障もなく稼働していた。ところが福島第1原発の事故の後、当時のメルケル首相がそのうちの比較的古かった8基を止めてしまい、以後12年かけて、残り9基の原発を、着々と、経済も物理も数学も、最近では倫理まで無視して破壊していったのがドイツ政府だ。こうして失われた実質価値は17基分で3000億ユーロ(約40兆円強)とも言われる。

 これが産業国ドイツにじわじわと与えた打撃は計り知れず、今では取り返しがつかないといっても過言ではない。日本経済もここ20年ほとんど成長していないので他国のことは言えないが、ドイツ経済も成長が極めて鈍い。

これまで安いロシアガスがあったから、ドイツの一人勝ちなどと言われていたが、今ではガスどころか原子力もなくなり、今後のエネルギー調達では、供給も価格も不安要素だけが残っている。現在、パイプラインで入ってくるガスはノルウェー産だけだが、これはかなり割高だ。その他はLNGなので、さらに高い。しかも、ドイツはこれまで安いロシアガスがあったため、LNGのターミナルもなかった。12月に突貫工事で最初の1基ができたが、これで足りるはずもない。

そこで、駆逐するはずだった石炭火力や、すでに止まっていた褐炭火力まで総出で動かしている。CO2
がどんどん増えるのもお構いなしだ。

■自動車企業、化学企業などが“脱出”を検討

全文はリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/28ba5a7fe6783b618c1940afb0b6131e72ce0bcd





管理人
ネットの反応
名無し
非情に冷静な意見。
独仏あたりの政策が進歩的だ喧伝し、追随すべきと主張する左傾メディアに対抗する冷静な報道がほしい。国民も、欧州先進国の代表であるドイツが成功しているなら大丈夫だと思い込みが激しい。
名無し
原発は無いに越したことはないが、反原発の人は代替案を無視するのは世界共通みたいですね。電気代アップ反対、火力発電反対、でも今の生活は送りたいなどと都合の良いことをいう。安定した電力供給を受けたいなら何らかしらのリスクは受けないといけないということをまるで理解しようとしない。
名無し
思想信条、『原発についてどう考えるか』てのは、それは個人の領分だから、原発推進でも反原発でもなんでも自由だ。
 
しかし『本当に原発を止めた時、社会はどうなるか』という分析結果は、動かしようがない事実だ。
ドイツの電気料金は事実だ。
ドイツ国内の工場が縮小され中国に移転されるのも事実だ。
『原発3基分をカバーするために風車が1万基必要』も、『国土の2%を風車の森にするつもり』も、石炭褐炭発電を全廃するため『風車を毎日4~5基建てる必要がある』も事実だ。
 
その事実を受け入れ、日本はドイツより更に条件が悪いという事実を受け入れ、そのコストを受け入れ、そのリスクを受け入れた上で、反原発を叫んでいるのか。
明らかにそうではないよね。反原発派の多くは、単なる信仰としての反原発念仏を唱えているだけだよね。
名無し
要は原理主義者。一つの目標を実現するために他のことはどうでもよい。気がついたら本末転倒な状態になってしまっている。
それに拍車をかけてきたのがメディア。
 
> さらに、もう一つの理由はメディア。国民が緑の党、および反原発団体の主張をここまで鵜呑みにしてしまったのは、主要メディアがそれしか報道しなかったからに他ならない。ドイツ国民は、自分たちの報道機関は中国やイランとは違い、まずまず信用できると思っている。しかし実際には、公営テレビや主要紙の報道は完璧に緑の党系で、こと原発に関しては、長年、偏向報道が組織的に行われてきた。
 
まさにそれ。しかも「報道の自由」があると思われているから間違いに気がつきにくい。党派や政府に管理されていないかもしれないが、自ら作り出した思想とポリコレに「管理」されている。
この傾向は中国についての報道でも同じだ
名無し
ドイツは理知的に思っていたけど、緑の党のような根拠なき環境保護派に扇動されたり鉤十字の時と国民性はあまり変わらない。
核分裂でなく核融合で発電できる目処がついたりサハラでソーラーで水素を作ってヨーロッパまで運べる目処がついたりすれば、そりゃ二酸化炭素いくらでも削減できると思う。
でもまだ夢の段階でそれやるかね。
名無し
原発は核融合発電までの繋ぎです。将来、遅かれ早かれ脱原発することは確定しているのだから、代替エネルギーの不十分な現段階で、日本がドイツのように慌てて脱原発する必要は全くありません。
名無し
国内の再生可能エネルギーでの発電量が足らなくなれば、当然周辺国から電力を融通購入する事になるのだが、その中には隣国の原発大国フランスから輸入する電力も含まれる事になる。
原発で発電した電力は一切使用しないというのが、本当の意味での”脱原発”になるのだが、そんな事をしてしまえば、ドイツの製造業は崩壊してしまうので、そこは見ない考えない様にしている。
これが、ドイツの”脱原発”の不都合な事実。





※コメントはTwitterのほうへどうぞ。

※ブログランキングにクリックのご支援何卒宜しくお願いします


政治ランキング

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村