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合格したのは日本『LEXUS(レクサス)LS』だけ。韓国高級車のシステムは「全ての安全機能要件を満たしていない」
2024年03月12日、アメリカ合衆国の『IIHS』(The Insurance Institute for Highway Safetyの略:高速道路安全保険協会)は、現在の自動車に装備されている「ドライバー支援システム」のテスト結果を公表しました。
14のシステムをテストしたのですが、ただ一つ日本『TOYOTA(トヨタ)』の『Lexus Teammate with Advanced Drive』(2022-2024のLEXUS LSが搭載)だけが「許容できる」システムと評価されました。
まず『IIHS』のレーティングの見方をご覧ください。以下になります。
G:Good(良好)
A:Acceptable(許容できる)
M:Marginal(最低限)
P:Poor(貧弱)
⇒参照・引用元:『IIHS』公式サイト「Safeguards For Partial Driving AutomationTest Protocol and Rating Guidelines version 1」
(略)
上掲のとおり、総合評価で唯一許容できるとされたのは、「LEXUS LS」(2022~2024年)が搭載している『Lexus Teammate with Advanced Drive』だけで、『GM』と『NISSAN(日産)』の2つのシステムは「最低限」とされ、他の11個は全て「貧弱」とレーティングされました。
韓国の高級車ブランド「Genesis(ジェネシス)」の2つのシステムも「貧弱」となりました。
本件は韓国メディアも報じていますが、「テスラのシステムは貧弱だねえ」などは書くのですが、自国産のシステムの大事な指摘については報じていません。
『IIHS』は「Safety features(安全機能)」の項目について以下のように言及しているのです。最後の文にご注目ください。
Safety features(安全機能)
部分的な自動運転が安全上有益であるという証拠はほとんどないため、これらのシステムは実証済みの安全機能が作動している場合にのみ使用できることが不可欠である。
これには、シートベルト、AEB、車線逸脱防止機能などが含まれる。
このカテゴリーで良い評価を得るためには、ドライバーがベルトを外していたり、AEBや車線逸脱防止機能が作動していない場合には、部分自動運転システムのスイッチを入れてはならない。
すでに作動中で、ドライバーがシートベルトを外した場合、システムは直ちにマルチモード、ドライバー離脱注意喚起を開始すべきである。
最後に、自動運転が作動している場合、AEBまたは車線逸脱防止機能をオフにすることが不可能でなければならない。
ハンズフリーのProPILOT Assist 2.0、Lexus Teammate、GM Super Cruiseシステムは、これらの要件をすべて満たす唯一のシステムである。
ハンズフリーのProPILOT Assist with Navi-linkとBMWのシステムはそれに近いが、いずれも主要な安全機能が解除されると警告を発することなく作動を停止する。
これは、ドライバーが車両の完全な制御を再開する必要があることに気付かない可能性があるため危険である。
対照的に、ほとんどのシステムは複数の安全機能要件を満たしていない。
例えば、Volvo Pilot Assistは、ドライバーがシートベルトを外すと警告なしに作動を停止し、車線逸脱防止機能がオフの状態でも作動し、運転中に機能をオフにしても作動し続ける。
ジェネシスの2つのシステムは、すべての安全機能要件を満たしていない。
⇒参照・引用元:『IIHS』公式サイト「First partial driving automation safeguard ratings show industry has work to do」
『テスラ』のことよりも、『現代自動車』の『ジェネシス』についてもっと報じた方がいいのではないでしょうか。
今回「Poor」と判定された各メーカーの名誉のために付記しますが、今回の『IIHS』の判定はあくまでも「普及を始めた運転支援システムに対する黎明期での評価」です。『IIHS』のテスト要件もまだ「バージョン1」。
「皆さん、これからもっと頑張ってくださいね」というのが『IIHS』の趣旨であって、各メーカーを腐す目的で行っているのではありません。
(吉田ハンチング@dcp)
https://money1.jp/archives/123792
どっから来るのか知らんが向こうの人はボルボには勝てる自信があるらしいw
日産お前もか
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