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しんかい6500老朽化「延命治療しても…」 無人機開発優先へ https://t.co/iXMRziUPi2
30年以上にわたり深海探査を担ってきた有人潜水調査船「しんかい6500」の設計寿命が迫っている。後継の有人機をつくる技術は途絶えていることから、文部科学省は無人機を優先して開発する方針を決めた。— 朝日新聞デジタル (@asahicom) August 11, 2024
スクショ
魚拓
https://archive.md/HysQp
玉木祥子@shokotamaki_st
朝日新聞記者
https://x.com/shokotamaki_st/status/1822772720423379080
国立科学博物館・谷研究主幹
SNSで自分の意見や思想を表明することは控えているのですが、本記事は私の名前が使われており、看過できません。
まず、私は朝日から一切取材を受けていません。
そして(これが重要ですが)、私はしんかい6500の延命に関して疑問を呈したことはありません。延命して使い続けるべき、と考えています。 https://t.co/3oAswyfDz0— Ken Tani (@kentani07) August 12, 2024
有料部分でも、「名大道林教授が有識者会議で、フルデプスの無人探査機を開発することを要望」と書いてあります。
私はこの会議の委員ですが、このような発言はなく、次の有人潜水船はフルデプスでなくても良い、現行のしんかい6500を維持してアップグレードを考えて欲しい、と要望されていました。— Ken Tani (@kentani07) August 12, 2024
私や名大道林教授の有識者会議での発言は全て議事録として文科省のHPで公開されています。
私の意見や考え方は第二回の議事録・配布資料で公開されています。道林さんの意見は第三回に出ています。https://t.co/85eqBP2Bye— Ken Tani (@kentani07) August 12, 2024
Ken Tani@kentani07
私の意見は、
船・探査機ともに老朽化が進んでいるが、有人無人問わず水深7000mまで海底観察・試料採取できる手段を維持したい
しんかい6500は母船の老朽化の方がより深刻で、潜水船を2040年代まで維持できたとしても、それよりも(ずっと)前に母船が運航停止になってしまう可能性がある
です。
第5回委員会の際、その時点での報告書案が潜水船・母船共に2040年まで延命できると解釈されかねない書き方だったので、母船の老朽化が潜水船の安全な運航に関わるような部分にまで及んでおり、「母船」を延命工事しても、あと十年年も使えるような状態ではない、それは現場の共通した意見ではないか、と意見を述べました。議事録の私の発言だけを読むと、「しんかい6500」の老朽化は安全運航に関わるレベルで深刻、のように読めてしまうのかもしれませんが、その前のJAMSTEC理事の母船の深刻な老朽化についての発言について、調査航海から戻ってきたばかりの現場の人間として状況を補足したものです。
最初のポストの記事は、議事録の私の上記発言を切り取って全く異なる文脈で使われたと理解しています。
私は博物館職員、そして深海研究の現場にいる人間として、深海探査の魅力や有人潜水船しんかい6500で調査する感動や面白さを社会に少しでも還元したいと思っています。
私が日々伝えたいと思っていることと真逆の内容が(私の発言として)、報道されているのが大変悲しいです。せめて取材してほしかった。
議事録を拝見しました。有人潜水船についてはおっしゃる通りの発言になっていました。無人探査機についてはその後に続くこの部分が該当するように思いますがいかがですか? pic.twitter.com/cULhwnVnnN
— ピピピッピ PPMPPPP (@dodekai) August 12, 2024
谷氏と河野氏が「延命治療(老朽化対策)しても無理」と言っているのは支援母船「よこすか」のことであり、「しんかい6500」のことではない。朝日新聞の大誤報である。 https://t.co/dnVvmnydLW pic.twitter.com/VkSYEqS2wi
— mold (@lautrea) August 12, 2024
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